エアコンのガス漏れって何?

皆さんこんにちは!(`・ω・。)っノ
ハウスケットのカナエです★


このページを開いたということは・・・・・。皆さん気になっちゃってるんですね!?このタイトル(* ̄ー ̄)

皆さん。
こんな経験ありませんか?
暑い暑い夏・・・・涼しさを求めてエアコンをつけたら・・・。

「出てくる空気冷たくない!!──・゚・(。>д<。)・゚・──」

実はこれエアコンのガス漏れが原因かもしれません。

ということで、今回はきっと1度は耳にしたことがある「エアコンからのガス漏れ」についてご説明したいと思います!
なんか、自由研究とかに使えそうな題材なのでは!?っと勝手にワクワクしちゃっております(☆∀☆)


さっそく本題です!まずは内容も多いので・・・・
①エアコンのガスとは何ぞや?

②なぜ漏れるの??

③漏れたらどうすればいいだ!!
に分けて説明していきますね★

それでは、いってみまっしょう~!!



①エアコンのガスとは何ぞや?
エアコンをつけると、室内機から冷たい風が出てきて、室外機のから暖かい風が出ていますよね。「外の空気が室内に入ってきて、室内の空気が外に出ている」と思われている方もいるかもしれません。

が、しかし!実は、エアコンは基本的にお部屋の空気を取り込んで、室内機で冷やしてまたお部屋の中に冷たい空気を出しています。室内機、室外機の間を空気が循環してしているわけでありません。

「じゃぁ室外機と室内機は何がつながっているのか(。´・ω・)?


ここで登場するのが『冷媒』と呼ばれるガスなんです!室内機・室外機は2本の配管で繋がっており、その冷媒配管の中を『冷媒』が循環しています。
よく耳にする「ガス」というのはこの「冷媒」の事なんですね★


簡単に冷媒の役割についてをご説明します!
冷媒の役割は、空気の中にある「熱」を運ぶことです! 冷房時には部屋の熱を外に、暖房時には外の熱を部屋に運んでいるんです。


冷媒のおかげでお部屋の中を快適にすることができるんですね~(๑╹ω╹๑ )ウン


では、次に
②なぜ漏れるの??
購入時、冷媒はすべて室外機に入っています。その冷媒を室内機にも循環させるために冷媒配管を使って室内機、室外機をつなぎます。冷媒が漏れる箇所のほどんどがこの接続部分になります。

そしてガスが漏れる原因は
・施工不良
・エアコン移設時
・室外機を無理やり動かした
・銅配管の腐食、老朽化
になります!

『施工不良』
→エアコン設置時に冷媒配管の接続部分の工事にミスがあると冷媒が漏れてしまうことがあります。設置後はきちんと動くけども、その後エアコンが効かなくなる。ということもあります。それは施工時には発覚しないぐらい少量の冷媒が時間をかけて少しずつ漏れ出していることが原因となります。

『エアコン移設時』
→引っ越し等でのエアコンを移設する場合、1度冷媒を室外機の中に回収します。その作業がうまくいっていなかったり、移設後に再度冷媒配管を接続する際に施工不良が起きると漏れの原因につながります。

『室外機を無理やり動かした』
→室外機側(向かって右側)にも冷媒配管の接続部分があります。室外機を無理に動かしたりするとその接続部分にズレや亀裂が生じ、漏れの原因になる事があります。


『銅配管の腐食、老朽化』
→冷媒配管に用いられる銅は非常に腐食に強い金属になります。ただそれでもまれに腐食で亀裂が入ってしまったり穴が開いてしまうことがあります。そこから冷媒が漏れるかもしれません。


冷媒が漏れる原因って色々あるんですよね・・・。
古くても漏れないエアコンもあれば、新しくても漏れてしまう場合もあるんですね( ̄◇ ̄;)


では最後に
③漏れたらどうすればいいだ!!
ここが重要ですね!ガスが漏れるとどうなるか・・・・。
冷房をつけても冷たい空気が出ない(; ・`д・´)
暖房をつけても暖かい空気が出ない(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)

ということに!
こんな暑い時期にもれたら本当に大変!!


でもご安心ください!ガスが漏れている原因を探し、そこを直し、ガスを充填することで回復します★

※設置後すぐの場合は、施工不良の可能性があるため施工業者さんに連絡してみましょう!



~実際のガス充填作業の流れ~

1.圧力をチェックしてガスが漏れているか確認!



2.ガスが漏れている箇所を探す!


3.ガスがまだ残っている場合、冷媒ガスを回収!


4.漏れている箇所を修復!


5.真空ポンプを使い、冷媒配管の中を真空状態にする!


6.ガス充填!


7.圧力や温度を計って漏れが治っているかを確認!
という感じです。




ちなみに接続部分はこんな感じです↓↓

器具を使って銅管をラッパの形に開けることで接続部分にピッタリとつなげることができるんです。
施工不良などでこの接続部分に不備がある場合、その部分を切り落とし新しく接続部分(ラッパの形)を作る作業を行います。



ご注意ください!
冷媒ガスには種類があります。古いエアコンの場合は生産を廃止しているものもあるためガス充填ができない場合がありますのでご注意ください!




今回はすごい真面目に書いてしまいました((笑))
ちょうど先日ガスを充填する現場があり、思いたって書いてみました

少しでもお役に立てればと思います♪♪


また、冷房が冷えにくい!の原因は汚れが溜まりすぎて・・・・。機械の故障で・・・・。等ガス漏れ以外の要因も考えられます。自分では判断しにくい場合もあるので、効きが悪い時はお気軽にご相談ください^^


では、今後もどしどし更新していきますのでお楽しみに~^^